調子の良いときに次の手を打つのがモットーです。
おはようございます。
がくちょうです。
おかげさまで最近は仕事のお問い合わせが受けきれなくなってきまして、ベリーベリーストロベリーな感じになってきました。
こんな若造をいつもありがとうございます。
私はビジネスを作ったり軌道に乗せたりするのが仕事なのでありますが、今回はちょっとその先のお話をしておきます。
その先とは、ビジネスをやった後の話です。
なぜかというと、ラットレースにはまる人は、
起業しようがビジネスで成功しようが、結局抜け出せない
からです。
たまに「ラットレースから抜け出す方法」とかいって怪しい情報商材でビジネス売ったりしている人がいますが、
いやお前もしょうもない商材を必死こいて売ってるラット野郎じゃねーかよ!
という話です。
その辺は、自分なりのビジネスに対しての捉え方みたいなのを明確にしておくほうがいいかなと思いまして、いつもと違う話をしてみます。
ビジネスとは投資へのステップにすぎない件
いつもながら先に結論めいたことを言いますが、ビジネスっていうのは素早く効率よく稼ぐための手段です。
僕はもう、社会のために起業するなんてバカなことはあんまりオススメしていないわけでありまして、あくまで自分のためにやりなさいということを常に言っています。
自分のためというのは、自分のお金とライフスタイルのためです。
だからはっきり言ってサラリーマンのほうが給料が良かったり、少ない労働時間で年収を自由にコントロールできるのであれば、起業なんか辞めておいてサラリーマンをやったほうがいいです。
変にリスクとって起業する意味なんて無いですね。ほんとに。
例えば年収で2,000万程度あって、労働時間を週に1日~2日くらいに圧縮できるような働き方をサラリーマンでも選択できるのであれば、その方がいいでしょうね、マジで。リスクも限りなく少ないし、そこそこ楽しめるんだから。
でも、そういった職場は見たことないから、起業するしかなかった。という話です。
つまり、少ないコストや短い期間で、より多くの収入を得るための手段です。ビジネスってのは。
かけるコストや労力は自分で選択できるし、欲しい収入を達成するための期間もある程度選択できますからね。ビジネスなら。
で、これが実現できたら世界中を旅したり、外国人と恋をしたり、有名なホテルに泊まったりするべきかというと、そうでは無いと思っています。
結局ですね、ビジネスなんてのは自分でコストと期間を設定できるキャッシュポイントの一つなんですよ
だから、稼いだお金がもしたくさんあったとして、素人がフリー●ージェントとかパワー●マドとかなんとか調子に乗って、やれ旅行だとかシャンパンだとかやってしまったらタダのアホです。
現代において、生活に最低限必要なお金以上の金額を稼ぐ目的というのは、投資に回すため以外にないでしょう。
あるネットビジネス界の大物の方も言ってましたが、本当に自由になりたかったら不動産投資しかないわけです。
もちろん、不動産以外にも投資というものは世界中にありますから、それぞれのリスクを適切に分散するのが良いですが、とにもかくにも投資です。
ビジネスは、投資に回すための資金を捻出するためのキャッシュコントロールが主な役割です。
本当の稼ぎというのは、労働によって得るものを計算しては駄目で、投資による利回りのことを指すんじゃないかとさえ思っています。
投資と言うのはまさに複利効果というのが最強でして、若いうちに始めたほうがいい。
遅くから初めてえいやっ!と大量の資金を一度に投入するってのが最悪のパターンでして、それなら資金が少ない状態だろうが早くから運用して複利で回したほうが絶対にリスク分散してリターンを増やせます。
まぁ投資が本業では無いので、色んな商品ややり方があって一概には言えないのかもしれませんが、少なくとも素人目線ではそう考えて間違いないと想います。
ビジネスに過度に期待しないこと
確かに500万くらいの手元資金を握り締めて、2週間後に2億に変えてしまうようなことが可能なのがビジネスという世界の素晴らしいところではあります。(僕にはそんな芸当はできませんが。)
このスピードは投資では実現不可能なわけで。だからビジネスをやらずに投資だけやって大成功しようとしても難しいです。とにかく元手が勝負の世界ですからね。
500万しか持ってないやつがいくらちんたら複利で運用しても、2億あるやつには絶対に絶対に絶対に勝てないのが投資の世界ですから。
しかし、わかっておいて欲しいのですが、
収入を2億にしようと思ったら結構色んなリスクをとる必要があります。
ビジネスの直接的な運営コストもそうだし、もちろん顧客管理や風評被害、税理労務管理や法務管理まで。
ネオ●ルズ族だなんとか言ってる方々も、逮捕⇒豚小屋というコースと常に紙一重な世界です。
それくらい、派手に稼ぐ人というのは表面的な部分以外にも色んなリスクを背負う必要があるということですね。
ビジネスなんてのは、いくら現段階で成功してるように見えようが、いつまで経っても「明日はホームレス」という危険と隣り合わせです。
もちろん、稼ぐスキルが付いていれば何度でも復活できますから大きな問題ではありませんが、少なくともそういった類の安定しないキャッシュポイントだという風に認識するのが妥当でしょう。
成功者も、常に色んなリスクと闘っているという話です。過度に成功というものを幻想的に見ないほうがいいです。意味が分からなかったら「ほり●もん」と「よざ●先生」を見てください。
それでも、楽しいから起業する件
しかし、そういった事をかんがみてもやっぱり起業する人は起業するでしょう。
僕もそうです。
それはもう、理屈やキャッシュの話を超えているわけでして、つまり楽しいからやる。
自分の価値を世の中に示して、人を動かしていくのが楽しいわけですよ。
だから起業する。
それだけ。
この「キャッシュコントロール」と「楽しい」という利点が無くなったら、もはやビジネスなんて旨み成分を抜き去った味の素みたいなもんです。
ほとんどの人は起業してもラットレースのまま
世の中には色んなビジネスがありますから、起業したのに何と言うかすごく苦労していて毎日が楽しくもないし、キャッシュポイントとしての利点も活かせていないような人ってのは結構います。
つまり、すごく大変で辛い思いをして日々事業をやっている割に、利益率もいまいちコントロールできていないという状況です。
僕は想います。
それなら、いっそのこと辞めたら・・・・??
起業した意味、何もなくなってるじゃん。
旨み成分ゼロの味の素、舐め続けてもねぇ。。
って。
ラットレースから抜け出すのが目的で、とにかく環境を変えてみたり新しい事を始めてみたり怪しいビジネスをやってみたりする人は多いです。
しかし、考え方が変わっていなければどこに行こうが何をやろうが、一緒なのです。
ラットレースを抜け出したいあなたへ
もう「詰んでる」人は諦めて人生をダラダラ過ごすしかありませんが、まだ取り返しのつくような「これからの人」は是非聞いてください。
起業やビジネスを始めようとする何千人もの人にアドバイスをしてきた私から、先に伝えておきます。
投資に回すために期間限定でキャッシュコントロールをするんだ
という強い意思か、
人に止められてもやりたいようなことがあるんだ
という心のワクワクか。
どちらか一つが、あなたにありますか?
このどちらも無い人は、生半可にビジネスに踏み出しても、絶対にラットレースからは抜け出せません。むしろ地獄を見ます。
覚えておいてください。
以上、サンダーバード2号がお送りしました。
今日も素敵な一日を。