みなさまおはようございます。
がくちょうです。
ブログ何ヶ月も放置してました。何ヶ月ぶりでしょうか。ブログってのは更新頻度を下げると自動的にインデックスも減っていくようになっていまして、僕のブログもこんな感じで
わーお、ダウントレンド。
数カ月後の株価みたいですね。下降ラインは見ているだけで不安になります。
やっぱり右肩上がりの上昇ラインが良いですね。グラフは右肩上がりに限ります。ええ。
まぁ僕自身も2ヶ月とか放置すると髭ボーボーで体臭も素敵な感じになりますから、google先生に拒否られても文句は言えません。
みなさんも、定期的に更新するようにしてくださいね。アクセス下がりますよ。
ペルソナ立ててますか?
さて、ブログがなんで止まっていたかというと、新規事業を作っていたからです。
コンサルと別展開するための新規事業に関しては、去年の8月くらいから色々と動き始めていて、マッチングサービスとかWEBメディアとか色々と人と動いたりしていたんですが、最終的にはパートナーに任せて自分は一本に絞りました。
まだステルスで動いてるので言えませんが、B2BのITサービスを展開していってます。
で、その辺のビジネスのために改めてブログ再開する事にしまして、肩書もコンテンツマーケターに変えたと。
以前の肩書が「働くしゅふー」で、その前が「起業・集客コンサルタント」でしたから、ここ4年くらい詐欺師と思われても仕方ないような怪しい肩書が続いています。
ブログタイトルなんて、まわりまわってもはや「トリイケンゴ.com」ですから目も当てられません。(※2019年7月にがくちょう.comになりました)
というわけで、「コンテンツマーケター」という謎な肩書でブログを書き始めるにあたって、「誰に向かって書くのか?」というペルソナの設定が必要になります。
ペルソナの概念についてはこれまでも色々と話してきましたが、マーケティングとしてコンテンツを投下し始める際には、基本的にはまず「おっきなペルソナ」が必要です。
全体としてどういう人に向かってメッセージを投げていくのか?というのが「おっきなペルソナ」です。
これはメディア全体の媒体戦略とは別で、カテゴリーとか連載とかの単位でたてるペルソナですね。
で、記事単位ではまたさらに細かいペルソナの調整を行う必要があったりします。
僕もちょうどこれからブログ再開しますので、そのペルソナの立て方について公開しておきます。是非参考にしてください。
まずはとにかくKPI
コンテンツを投下する際に、まず最も最も最も重要な事がKPIを立てることです。
KPIってのは「Key Performance indicator」の略ですが、つまり目的の数値化だと思ってください。
マ・ジ・でこれちゃんと意識していない人とかいるんで焦るんですが、数字で測れる目標地点が決まっていないような状態では、ビジネスの世界では「一歩も歩いてはいけません」よ。
KPIを立てるというのは、「行動の目的」というあやふやで計測できないものを「数値化する」という事です。
特にWEBの媒体とかコンテンツマーケティングなどは、初期コストがかかりにくいのでしっかりKPI立てずにスタートする人が多いです。
ちなみに、KPIというのは基本的には1つに絞ってください。たくさんあるのもダメです。
とにかくこのKPIが決まっていないならまず決めてください。
WEBのコンテンツを投入する際に、KPIになりうる数値というのはそんなに多くありません。
大体の場合
●インプレッション、PV、UU
●順回数や滞在時間、もしくはソーシャルシェア数
●獲得リスト数
●問い合わせ等のサイト内コンバージョン数
●リピート率やLTV(ライフタイムバリュー)
のどれかです。
事業の状態やマーケティングにおける課題によって、上記の5つのどれをKPIにするべきかは変わってきます。当たり前ですが、まずは第一義的に「事業目的ありき」です。
今、どんな状態だから⇛どんな指標を伸ばすべき
という流れで、まずは目的をKPIに落としこんでください。
ちなみに、今回の僕のKPIは「リストの獲得数」です。
これは新規事業がかなり目新しい種類のサービスで、さらに事業レベルが「立ち上げ期」だからです。新規サービスですので、クライアントに理解して使ってもらい、サービスに慣れていただくまでに結構な教育コストが掛かることを予想しています。
確実に長期的なリードナーチャリングが必要で、そのためにはアクセス数よりも「開封率の高いリスト」が重要です。
この辺のKPIについての詳細は、また別の記事で書きますね。
社内の体制を固める
次にですね。社内の体制をきっちり固めるのが大事です。
KPIが立てられたら、少なくとも事業課題を改善するための明確な何かを始めようとしていると、社内でも認識が取れると思います。
そしたら、次は体制をしっかり決めましょう。
ここで注意して欲しいんですが、何かしらでも「WEBコンテンツ」を事業戦略に活かそうと考えた時点で、「サステイナブル」な体制は必須です。
サステイナブルというのは「持続可能な」という感じの意味ですが、少なくとも目標の数値を達成できるまでは持続できるように、しっかり体制を組んでおく必要があります。
なぜでしょうか。
これは簡単で、WEBコンテンツは単純に「投下数」によって評価される傾向があるからです。
例えば、googleは投稿数が少ないサイトよりも、頻繁に更新されるサイトを重要視します。
facebookは、更新数が多いアカウントを優先的に表示します。
読んでくれている読者は、更新数が多いサイトに安心感や信頼感を感じます。
普通に考えて当たり前の話です。皆さん、お店を経営していたとしたら、良く顔を見かける常連さんを優遇しますよね。
マメに連絡やアドバイスをくれる営業マンを好きになりますよね。
そういう事です。
WEBの世界でも全く同じ原理が働いています。
そういえばリクルート時代の上司が「俺は好きになった店があったら、3日連続で行くんだ。そうすると店主に覚えてもらえるからな」という話をドヤ顔でしてました。あれにはもしかしたら深い意味があったのかもしれませんし、無かったかもしれません。
とにかく、コンテンツを活用したマーケティングにおいて、質よりも大切なのは「更新頻度」なのです。
読んでくれる人間も、配信しているプラットフォームも、みんな「頻度が高いこと」を評価します。全くもってよくある失敗例が、「更新頻度を担保できる社内体制」を組んでおかなかったので成果が出なかったというケースです。
ここは強く意識して欲しいと思います。
ちなみに、僕の場合は代表の僕自身が実施していくので、僕が5時に起きればOKです。ツイッターとfacebookのフォローユーザーを整理して、移動時間や暇なときにパラパラ見て気になったものをリツイートやシェアしておきます。
そして、翌日の朝の5時に起きてすぐにデニーズに行っちゃいます。PC開いたら昨日のツイートとシェアを見なおして、気になったものに関して記事を書く。
これで継続しやすい体制が出来ました。
展開媒体の決定
次に展開していく媒体を決めます。
これはKPIから逆算して考えていきます。
コンテンツマーケティングで利用できるメディアを大きくカテゴライズすると、
CGM
自社ドメインサイト
リスト
の3つに分類できます。
基本的にCGMで広くリーチして、自社ドメインサイトにユーザーを誘導して、リストに落としこむという形ですが、KPIによってはCGMだけ利用した方が効果的なケースもあります。
さらに、KPIの達成のために効果的なコンテンツパターンも存在します。
WEBのコンテンツは未だに「テキスト」が主流ですが、動画や音声、PDFなどを含めると実際には様々なコンテンツパターンがあります。
フラッシュなマーケティングなら、短めの動画や写真、インフォグラフィックなどの「消費が早い性質のコンテンツ」の方が広がりやすい性質があります。
逆に、重めのテキストコンテンツはインデックスを獲得しやすく、継続したUU数などに貢献しやすい傾向があります。
自社のKPIから逆算して、最も適したコンテンツパターンと利用メディアを選び出しましょう。
僕の場合は「リストの獲得」がKPIになっていますので、少なくともリストマーケティングは必須です。リストで機能しているのはLINE@とメールマガジンくらいですが、僕のターゲットだと法人の可能性が高いのでLINE@はあまり向いていません。
というわけで、メルマガを選択しています。
さらに、CGM上だと文字数や巡回率を操作しにくく、リスト獲得時のロイヤリティを高められないので、自社サイトも必須です。僕の場合はワードプレスを使っています。
最後に、CGMに関してはSEO重視で展開していきます。獲得したいリストの属性がかなり絞りこまれているため、検索ユーザーと相性が良いためです。
このようにして、
CGMはSEO⇛自社サイトはワードプレス⇛リストはメールマガジン
という形の媒体選定が終わりました。
ペルソナ、、、、
で、最後にペルソナを立てます。
あーしんど。
あーしんどいです。
もうダメです。
デニーズのMorningの時間になってしまいました。
食べないと。
ええ。
というわけで、ちょっと次回に回します。
今日は以上。