みなさまどうもこにゃにゃちは
鳥井です。
今日は朝からジムでトレーニングをしていまして、その時にランニングマシーンのテレビで「PON!」を見ていました。
そしたら、6秒動画のVine(バイン)というアプリケーションで一躍有名になった18歳の男の子が出演していて。
いやぁ驚いた。
その男の子はただの素人なんですが、6秒の動画で女子高生受けするようなネタを毎日作ってtwitterに投稿しており、なんと1ヶ月で10万フォロワーも獲得したらしいです。
現在は40万フォロワーに迫る勢いで影響力を拡大していて、ついにテレビ出演して明後日には歌まで出すんだってさ。
ちなみにこの人です。(クリックするとアカウントに飛ぶので注意)

これ見ていて、まず「ヤバイな」と思いました。
そして、「変わったなぁ」と改めて思ったんですよね。
まずそもそも何がウケるのか全然分からなかった
「ヤバイな」と思ったのはこれが理由なんですけどね。
正直、僕は「けみお」の動画見ても、そこまでバズるとは全然思えませんでした。
確かに面白いんだけど、住んでいるレイヤーが違いすぎてバズるのがイメージできなかった。
でも、こーゆーのって女子高生からしたら最高のコンテンツなんですよね。
この辺、ちょっと前にらふらくさんの記事で
ネットに詳しくなりすぎて重要な事を見落としていませんか?| らふらく^^ ~ブログで飯を食う~
こんな記事が上がっていたんだけども、まさにそうだよなぁと思う。
正直ボク自身もWEBのリテラシーが自分でも無意識のレベルですっごい水準が上がってしまっていて、使っているPCはgooglechromeだったり、コンテンツ管理は全部クラウドだったり、毎日普通にnewspicksとか読んでたりするんだけども。
これは世の中的な水準で客観的に見たら、すんごくWEBリテラシー高い状態のような気がする。
ビジネスモデルとかコンテンツ戦略とかを考えるときのマーケティング視点も一緒で、やっぱりターゲットとなる人の気持ちをどれだけリアルに考えられるのかってのは非常に大切。
リリースしたけど結局全然受け入れられなかったサービスってのはいっぱいあると思うんだけど、どこが敗因なのかって考えたら間違いなくこの「想像力」が足りなかったってとこだと思っている。
バイラルメディアがすごくバズっているのも同じことかなと思うんだけど、世の中全体で見たら正直くだらない事のほうがニーズは多い。
人間だって動物だから、なんとなく生きてなんとなく笑ってなんとなく歳をとっていくのが「普通」なのかもしれません。
学生時代からいろんな人やレイヤーの視点を味わうために、ホストをやったりキャバクラのボーイをやったりとか夜の仕事も経験してみたし、夜中の肉体労働とか学習塾の先生とか、ありとあらゆることをやってきたつもりだったけど。
最近は、リアルの世界と触れ合わなすぎて、かなり視点が偏ってるなぁと実感した。
こーゆーのはツイッターみたいなソーシャルメディアの、というかWEBの悪いとこだよね。
一人ひとりに合う形にしていった結果、見たいものとか興味のあるものしか見なくなっちゃう。
案外、テレビみたいに強制的に見せられるものってのは大切な気がしますよ。
「けみお」さんはオリジナルの言葉を生み出していて、「幸せラズベリー」ってのがめっちゃ流行ってるんだってさ。
で、ラズベリー好きなの?って聞かれて、「ううん、ぜんぜーん」ってサラッと答えていた。
そんな感じでいいんだよ。ニュアンスとか雰囲気なんでしょうね。ロジックじゃない世界のほうが広いわけ。
今後、スモールビジネスであるコンサルティングを抜けだして、広く世の中にリーチしていくWEBサービスを生み出していく立場としては、
●世の中全体で見たらくだらないニーズのほうが多い
●カスタマイズ性の低い情報接点は意外と大切
●ロジックじゃない世界は広がりが早くて広い
という感覚は重要だなと感じています。
テレビに出るルートが変わった
そして、「変わったなぁ」と思ったのは情報の伝わり方。
今更かもしれませんが、やっぱり「先にソーシャルメディア」で人気になって、「それをテレビが拾う」という形がどんどん一般化してきていますよね。
新しくビジネスを始めるとき、何か広めたいものがあるとき。
これまでは、テレビに出るなんてのは非常に狭いルートしかなく、難しいことだったと思います。
それこそオーディションに出たり、コネを使ったり、プレスリリースを送り続けたり。
そういう「テレビに擦り寄っていく」ようなルートしかなかった。
それが今は、6秒動画を作るだけでいい。
だれでもできる。vineは無料だし、動画を作るのに10分もかからない。
もちろんソーシャルメディアでウケるようなコンテンツを作れるようにならないといけないけど、WEBのコンテンツは創意工夫は必要だけどコストは全然かからないケースが多いんです。
だから、ほんとに誰にでもチャンスがある世の中になったと言える。
こうなると、質より量です。
例えばプロブロガーと呼ばれる人たちも、一つ一つの記事が素晴らしく質が高いかと言われるとそうでは無いんですよね。
でも、発信量がとにかく多い。
そして、その中で徐々に質が磨かれていっているわけですね。
最初から質を高めるのはもう絶対に無理です。
だから、まずはたくさん発信するしかありません。
例えば、ビジネス用にブログを始めたんだけど、投稿数が100もいってないのに「成果が出ない」とか言っている人とか。
ツイッターのアカウントで、ツイート数が2000以下だったり、フォロワー数が2000以下だったりすると、それはもう可能性という意味で全然ダメでしょと。
とにかく、まずは量をたくさんやらないとね。
たくさん書いて、たくさん呟いて、たくさんフォローして。
そうやってちょっとずつ質も磨いていけば、逆にいえば必ず成果が出る世界なんですよ。WEBって。
まとめ
というわけで、僕もツイッターもフェイスブックも今後も発信量できるだけ増やしていきたいと思います。
とにかく、活動量です。活動量。
そうやってエネルギーを投資するだけの価値が、ソーシャルメディアにはあるということですからね。
是非、下記のアカウントをフォローして絡んできてください。
一緒にソーシャルメディアで影響力を付けて、人生を変えていきましょう。