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仕事を効率化して早く帰りたいけど成果も出したいと思ったら読むべき記事

がくちょうのコラム

おはようございます。

コンテンツマーケターの鳥井です。

いやーもうコンテンツマーケターって名乗って5日目くらいですけど、いきなりその肩書辞めようかなと思うような事件がありました。

一言でいうと、「適当な気持ちで作られたコンテンツが多すぎる」という事なのですが、実際に今現場を回っていて、あまりにも多くの企業が「オウンドメディア」とか「コンテンツマーケティング」とかよく分からない言葉だけ使って、実際にはちゃんとしたKPIもちゃんとしたコンテンツ戦略も無く社員の時間つぶしになってる現状があるわけです。

仕事に無駄が多すぎ。

そんな意識レベルの企業ばっかりなら、もうコンテンツマーケターとか名乗るよりは別の「WEBライダー」とかの肩書きの方が良い気がしています。それはあかんか。

確かに、社員を適当に担当者にしといて、「予算無いけどやれるところまでやってね!よろしく。」という話であれば、大きなリスクや稟議が必要なくスタートできるかもしれません。

しかし、僕は経営者や事業が行う「一挙一動」には全て事業戦略上の意味が込められており、その「一挙一動」の全てが成果を最大化されるための創意工夫が込められているべきだと考えています。

だから、ずるずるとUUが落ちている状態を放置したりとか、効果が伸びていかない事を心のなかでは分かっていながら適当な運営をしたりとか、そういう気持ちで作られたコンテンツが増えていくのが悲しい。

やるならちゃんとやる。

やらないなら1ミリもやらない。

「10年後に成果が出るかも」みたいなスタンスでは、何一つ行うべきじゃないと僕は思います。

あくまで僕の経営スタンスですが、全力でやらないとスポーツとかも楽しくないじゃないですか。そういうトップの意思って、結局社員にも伝染していくと思うんですよね。

僕はそういうのが気になって仕方無いです。そういう意識が積もり積もって、労働時間の長時間化に繋がっていると思うので。

仕事における「一挙一動」に注意を向けて、成果を最大化しようという意識で努力すれば、もっと短い時間で同じ成果が出せると思うんですよね。

今日はそんな話をしようと思います。

仕事の効率化には「処理速度」と「処理目的数」の2つの側面がある

僕はできるだけ短い時間で仕事を終わらそうと常に考えています。

子供が3人いるので、彼らと遊んだりご飯を一緒に食べたりする時間を絶対に削りたく無いからです。

そのためには仕事を効率化していくのが非常に重要で、結果として今でも毎日朝ごはんと夜ご飯は毎日いっしょに食べますし、僕がご飯作ることも多いです。

では、仕事の効率化ってどうやるの?という話なんですが、そこが間違っている人が多い気がする。

大手企業とかに勤めている方は「レバレッジワーク」とかいう言葉が流行って、色々とやらされているかもしれません。仕事の効率化はホワイトカラーにとっては興味の強いジャンルで、それこそライフハッカーなんかでは毎日のように「仕事の効率化」の話題が出てきますよね。

ただ、こういうところで話題になる仕事の効率化ってのは、どうしても「細かい作業効率UP」みたいなのが注目される傾向にあると感じています。

僕は仕事の効率化には2つの側面があると考えていまして、

一つは「作業自体の処理速度が速い」という事なんですが、

もう一つは「一つの作業で完了される目的が多い」という側面があります。

これは全く違う概念だと思いますが、ではどちらがより効率化に効果が高いかというと、圧倒的に後者の「一つの作業で完了される目的が多い」の方です。

デニーズでレバレッジワークをやるなら

例えば、今私はデニーズで記事を書いていますので店員さんの仕事で考えます。

僕が席を立ってお会計に行くと、きっとこの机は掃除されると思いますが、その時に「汚れた机を拭く」という作業が発生しますよね。

「処理速度が速い」人は、普通の人が机を拭くのに10秒かかるところを5秒で拭きます。

どうすればもっと短い時間で机を拭くことができるだろうか?という視点で仕事をすると、このスピードが少しずつ改善されていきます。

それと違って「一つの作業で完了される目的が多い」人は、机を拭くのには10秒かかります。

しかし、ここで考えるわけです。

「この作業に何か少し付け足すだけで、他の重要な目的も達成できないだろうか?」という視点で仕事をします。

例えば「他のお客様のお皿も下げる」という目的を、同じ作業内で完了できないか?と考えます。そうすると、「大きめのお盆を持ってついでにぐるっと店内を回る」という準備が必要になります。

さらに考えます。「ついでにワックスがけもできないだろうか」と考えると、「ワックスがけ用の布巾も持ち歩く」という準備が必要になります。

さらに考えます。「机の上のシュガーも補充できないだろうか」と考えると、「シュガーをいくつか持ち歩く」という準備も必要になります。

さらに考えます。。。。。という形です。

アルバイトの経験がある人は分かると思いますが、こういうレバレッジは飲食店や向上などの現場では結構徹底して行われています。

大体「バイトリーダー」みたいな5年とか10年くらいやってる人がいて、その人に教えてもらえるものです。(ちなみに僕は学生時代に17種類もアルバイト経験があります。)

ですが、ホワイトカラーや経営者になると途端にこの意識が無くなります。

結果として、一つの施策に一つの目的しか無かったり、ましては一つの目的すら明確に決まっていないような行動が増えていきます。

経営者のブログなのにタイトルが適当とか

その最たる例が経営者がやっているブログや企業のオウンドメディアだと僕は思います。

ブログやオウンドメディアを始めるタイミングや理由は人それぞれだと思います。

もしかしたら最初は単なる息抜きとか自分の思考整理かもしれませんし、社内の挨拶代わりの掲示板かもしれません。

しかし、経営者や担当者にレバレッジの意識があればそのままの状態で放置するはずが無い。

同じブログを書くという作業に、「ついでにこれで新規のクライアントにリーチできないだろうか」「ついでにこれで単価やLTVも上げられないだろうか」「ついでにこれで社員のモチベーションも高められないだろうか」「ついでにこれであの事業課題も解決できないだろうか」という形で様々な目的を付与しようとするはずです。

そうすると、例えばこれまで別々に行ってきた「経営者の息抜き」と「新規クライアントリーチ」が一つの「ブログを書く」という作業で完了します。

ですが、デニーズの店員さんがシュガーを持ち歩いたりしているのと同じ事で、目的を付け足すときには一定の準備が必要です。

目的が「経営者の息抜き」だけなら適当なタイトルで適当な内容を書いていればいいですが、「新規クライアントリーチ」という目的を付け加えると「クリックしたくなるタイトル」や「自社の事業課題に沿った内容」が必要になります。一定の学習や設計準備が必要でしょう。

さらに「単価やLTVの向上」という目的が加わるとそのための準備も必要になる。

何となく目的を追加した気になっているのではダメで、それぞれの目的の最大化のために必要な努力を行って初めて意味があります。

「息抜きで書いてるだけだし、ブランディングにもなってるからいいんだよ〜たまに問い合わせも来るしね」という話ではありません。

ブランディングやクライアントリーチを目的に追加したなら、その成果を最大化するための準備もしっかりやる。

だから、タイトルが適当な経営者ブログや設計を感じないオウンドメディアを見ると、僕は「意識が低いなぁ」と感じます。

少なくともその経営者や企業には、レバレッジ意識が無い。もしくは、意識だけあって行動が伴っていないと思うからです。

そういう意識は企業全体に波及しますから、社内に無駄な仕事が溢れていることでしょう。

僕ならそんな企業に発注しません。

その無駄な仕事のコストは、全て商品の単価に上乗せされているからです。

コンテンツマーケティングはあらゆる事業課題を解決する手段になり得ます

上記のように、一つの作業に目的を追加していくと、一つ一つの作業を切り離して実施するよりも、はるかに事業効率が良くなります。

僕は一つの作業を処理するスピードは全然速い方ではありませんが、一つの作業に対して最低でも3つか4つくらいの「目的」を乗せています。

結果として、普通にやる3倍とか4倍のスピードで仕事が進んでいくと。

そういう目線で考えると、コンテンツを利用したマーケティングはかなり無敵なのです。

コンテンツマーケティングを正しく行えば、潜在層へのリーチ、見込み客リストの獲得、自社サービスへの教育、発注タイミングでのリテンション、発注後の顧客満足度維持、リピーターやロイヤルカスタマーの育成、自社ブランドの確立など、極めて多様な事業課題に対しての解決策となります。

私からすると、ただ自社でブログを書いているだけで「1日に1万人以上の潜在層にリーチでき」「1日に100名近い見込み客リストが集まり」「その業界の一人者のポジションと知名度を獲得でき」「必要なタイミングで必要な量だけの顧客や事業パートナーの方に問い合わせいただける」ような状況です。

これらの目的を同じ作業量やコストで達成できる方法を、私は他に知りません。

労働時間や経費の最小化、そして利益の最大化を考えて目的を乗せていった時に、必然的にコンテンツマーケティングに行き着いただけなのです。

あなたの会社でも、「レバレッジ意識」と「目的の最大化のための準備」をきっちり行えば、もっと営業コストや広告費を削減できることでしょう。もっと高い単価で仕事をいただけることでしょう。もっと社員の満足度も高まることでしょう。

ビジネスの原点は、「いかに少ない投資で最大の成果を達成するか」というレバレッジの意識だと私は考えています。

これを読んでいるあなたも、

一つの作業に最低3つの目的と準備を!

という意識で、今日から仕事をしていけば、もっともっと短い時間で大きい成果を出せるはず。

その辺りの「仕事の効率化」というテーマについて、みなさんはどうお考えでしょうか?

 

今日は以上。

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