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人はなぜ働くのか

がくちょうのコラム

 がくちょうです。

年末ですね。

このブログを始めてから5回目?の年末でしょうか。勢いで会社を辞めたのが2012年秋。

2013年から会社を作って一人で仕事を始めて、そこから本当に色んなことをやってきました。

もう5年ですか・・・はや。。。

私のキャリアの原点は2009年にリクルートに入社したあの頃、あの最初の7日間の研修のままです。

会社に入ってすぐに私は「仕事おもしろくない」と思いました。

今でも思っています。

それ以来、「なぜつまらない仕事なんかを人間は必死にやっているのだろう?」という疑問が頭から離れませんでした。

仕事というのが何かを知りたくて、新規事業や新しい仕事を創るサポートみたいなことをずっとやってきたのです。

そして8年かかって、私は仕事とは「人類を増やすための生産活動」という結論に至りました。

これまでは「お金を稼ぐこと」と「仕事」が同じことのように感じていましたが、それは違いました。分業と交易による生産量の飛躍をさらに推し進めるために貨幣は存在しており、仕事とお金は違う存在だったのです。

私は物事をとらえる時、「それが存在する意味をたった一つに絞り込むなら何か」「他では代替できない部分は何か」という考え方をしています。

人によって仕事をする意味は違うかもしれません。

お金のための人もいるし、やりがいや人生の目的を感じている人もいるでしょう。

しかし、お金を稼がなくても人は豊かになれますし、仕事以外でやりがいや人生の目的は見つけられます。

「仕事でしか」実現できないことは、「人類を増やすこと」なのです。いや、増やすというと語弊があるかもしれません。人類の生存確率を高めること、つまり「種の保存」が目的だといったほうが正しいでしょう。

私たちはDNAの奴隷なのです。

個人の幸せよりも、種全体の保存のためにあらゆる動物は生きています。

人生とは生きることが目的であり、さらに言うと自分が生きることよりも種が生きることを目的にするように、私たちはプログラミングされています。

人はなぜ働くのか、という問いに対しての答えは、「繁殖のため」だということになります。

仕事とは簡単に言うと「他人を助ける行為」です。つまりDNAに組み込まれた「種の保存プログラム」が、私たちを「お互いに助け合わせると幸福なホルモンが分泌される」という仕様に設計しているのです。

困っている人がいると、助けたくなる。

かよわい存在を見ると、守りたくなる。

これらは、「そういうことをすると幸せを感じるように設計」しておくと、勝手に相互に助け合って繁殖していくからです。

私たちは、種の保存プログラムによってお互いに助け合うことを幸せと感じ、それによってここまで人口を増やしてきたと言えます。

 減速して生きるべきか?

最近、生き方は本当に多様化してきているなと、20代の友人を見ていて思います。

いや、無自覚ですが私も相当変な生き方をしている代表例かもしれません。

田舎への移住をする友人も増えてきました。

そして、バカみたいに働くのは本当のバカなんじゃないか、という考えも広まってきています。

これまで、私はこれらの現象を見て

「自分だけの自由を求めて生きるのは、先人の努力を裏切る行為なんじゃないか?」

という疑問を持っていました。

「好きなことをして生きる」

「自由に生きる」

などの言葉は、あたかも自分だけのことを考えているように見えます。

種の保存のために身を粉にして働いてきた人たちがいるから、私たちは今この便利で生きやすい世の中を享受しているわけです。

しかし、それは「資本主義と法定通貨による会計至上主義」にあまりに洗脳された考え方だったのかもしれないと、最近思うようになりました。

私はニートよりも上場企業の社長の方が偉いと、無意識に考えているかもしれない。

しかし、その根拠は?

お金を稼いでいるから?

人類により貢献しているから?

では、私は「何が人類に貢献する活動」なのかを、正確に測れているのでしょうか?

そう考えると、一人一人が自分の心に正直になって、あるがままに生きていれば、全ての人間は同じように価値があり、優劣などないと考えるのが自然です。

 人間はロボットになりたかったのか?

20世紀まで、いや、20世紀という100年間は、人間は必死にロボットになろうとしてきた歴史だったという話を、ある記事でみかけました。

様々な指標の中で、「生産性」という指標が非常に偏って評価されてきた時代でもあります。

それは、生産性を資本によって表現することの弊害でした。

人間がより強くなりたいと思うのは、強い力でたくさんの地面を掘り起こすためでした。

人間がより賢くなりたいと思うのは、素晴らしい頭脳でたくさんの仕事を生み出すためでした。

しかし私たちはロボットにはなれなかった。

人間はプログラムをいじるのが恐ろしくて、自分たちをアップデートできないからです。

種の保存プログラムによって生産活動を極限まで効率化していった結果、ロボットにすべての能力を突破されてしまいそうになっている。しかし、種の保存プログラムによって自分たちをアップデートできないジレンマに陥っています。

21世紀は別の時代になるでしょう。

貨幣や生産性至上主義は、その役割を徐々に落としていっています。

お金の価値が下がり、時間の価値が上がってきている。

価値というのは相対評価です。希少性で決まります。

お金は保存でき、かつ容易に増やせる。当たり前のように「生まれた瞬間から価値が減り続けている仕組み」なのです。

21世紀は「時間価値」を高められる人の時代になるでしょう。時間は保存できないからです。

そこで重要なのは、「心の声を聞く能力」です。

「気乗りしない資本調達」のような片道切符には注意しないといけません。「気乗りしない雇用」も要注意です。できるだけ人生の主導権を人に渡さないことです。

「できるだけ好きなことをやる時間」を増やして、「できるだけ好きな人と一緒にいる」べきです。

面白いと感じることだけ仕事にして、余計な仕事をしないことです。

資本の量や時価総額などの昔の指標は、あまり参考にするべきではありません。

後悔の念からくる自己肯定ではなく、その場その場で1秒単位で自己肯定できる生き方をするべきです。

ある意味、20世紀に植え付けられた「レガシー」から自由になれる人間が、21世紀の前半では輝けるでしょう。

ほとんどの人の意見ではなく、自分の心の声を聴ける人間になってください。

多様な価値観と触れ合い、自分を探し続けてください。

 

では今日も精進しましょう。

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