今こそ、好きなことを仕事に!

過去3万人が読んだ!遊ぶように働いてお金をもらう【21世紀型の仕事】について、2000名以上の成功例と最先端の情報を語りつくす限定メールマガジン

オンラインコミュニティの成否を分けるカギがわかった

がくちょうのコラム

皆さんはオンラインサロンの立ち上げに興味がありますか?

こんにちは!

編集ライターのほりゅちゅこです

今回、5人の子供を育てながら起業されている鳥井さん(通称:がくちょう)のラジオで、

「まったく告知をしていないのに、オンラインサロンの入会者がどんどん増えている」

というお話がありました。

とても勉強になる内容だったので記事にしてみました。

  • 人気のオンラインサロンをつくりたい!
  • オンラインコミュニティをビジネスとして活用したい!

なんて人は、ぜひ読んでみてください。

なぜ今、「コミュニティ」が注目されているのか?

現在、都会ではコミュニティの希薄化が進んでいます。経済社会が行き過ぎて、貨幣でしかコミュニケーションを取らなくなったからです。だから、街で見知らぬ人とぶつかっても、ひと言も謝りませんし、全員がスマホを見ている、といった状況になっています。道端であいさつすることもないですよね。

地方に引っ越したら、「互助会に入れ」とか「商店街の催しに出ろ」とか「餅つき大会で餅をつけ」とか「祭りで太鼓をたたけ」とか言われるみたいですね。一部の事例だと思いますが、参加しないと村八分にされることもあるようです。若い人が田舎に引っ越して後悔したという記事がいっぱいあります。地域のぬくもりに憧れて引っ越したけど、田舎のほうが冷たいという記事も話題になっていますよね。

都会は都会で、ワーキングプアがいたり、日雇いバイトで食いつないだりする人がいます。住所不定の人が歌舞伎町の漫画喫茶に24時から5時まで入り浸って、ずっとしゃがみ込んでスマホをいじってるといった事態も起こっています。完全に末期社会です。

 

これは何かというと、自分に合った適正な所属場所がないということです。経済成長を一辺倒に促進し過ぎた結果の反動なんです。国を挙げて、地域にあったコミュニティをごっそり都会に移住させました。中央集権的に全員で生産力を上げた結果、東京は世界一の都市になって、日本は世界2位の経済国になったわけです。1カ所で全員が集まって生産するっていうのは、そのくらいの爆発力があります。でも、その結果、地域コミュニティがなくなり、地方には地域を担うはずだった若い人たちがいなくなってしまいました。そして、村社会だけが残り、都会から戻ろうとした人間が冷たさを感じているわけです。地域も都会も適切な温度感の居場所がなくなってきたことが、「コミュニティ」が脚光を浴びている理由です。

人口減少社会になると、人と会う機会も減ります。住みたい田舎はあるけど、地域のコミュニティにうまくなじめないケースも出てくるでしょう。もしくは、都会に住んでいて周りに人が山ほどいるのに孤立感を感じるとか。そういう世の中に向かって、もう1歩、2歩、3歩目と進んでいるわけです。

 

オンラインコミュニティで重要なのは〇〇づくり

今、「オンラインサロン」や「オンラインコミュニティ」が流行っていますが、自分が好きな場所、安心できる場所に所属できるという“所属感”を求めているということの裏付けです。

僕も「ファーストペンギン村」というオンラインサロンを運営していますが、最近では告知をしなくても、たくさんの人が入会してくれるようになりました。僕は別にインフルエンサーでも何でもないんですが、みんなが周りにどんどん勧めてくれるおかげです。やはり、「都会には人がいるけど孤立感を感じる」「田舎には人がいない」という二極化で、どちらに住んでいても自分が心地良くて所属したいと思える場所に所属できない、という状況が起きているからなんです。

 

そこで、今年は「オンラインサロン」や「オンラインコミュニティ」のつくり方を普及していく活動をしようと考えています。オンラインコミュニティをビジネスに活用したい人や、オンラインサロンを開きたい人を支援していく活動です。

では、オンラインコミュニティやオンラインサロンつくるときに、何が重要でしょうか?人はなぜオンラインコミュニティに入るのか?人はなぜオンラインサロンに入るのか?答えは、さっき言った“所属”なんですよ。人間は何に所属するかというと、文化に所属するんです。だから、オンラインコミュニティをつくるときに一番大事なことは、文化をつくることなんです。

 

持続可能なオンラインコミュニティに欠かせないものがある

では、「ファーストペンギン村」の文化は何でしょう?実は、2つあります。「挑戦」と「貢献」です。

自分ができないこと、やりたくないこと、怖いこと、心理的に障壁があることに、あえて挑戦していこう。そのときに、計画を立てずに見切り発車しよう、というのが一つ目の文化の「挑戦」です。

もう一つが、先に「貢献」することです。自分から人の役に立つ、自分から人の世話をする、といった貢献を推奨しています。

なぜ挑戦と貢献かというと、自分を知れるからです。「これをすると楽しいんだ」「これをするのが怖い。でも、実際にやってみたら怖くなかった」など、挑戦したことによる自覚が報酬なんです。貢献も一緒です。お金をもらえるか、もらえないかとかじゃないんですよ。いいねを押したら、いいねが返ってくるとか、そういう話じゃないんです。人に貢献をする習慣が身につくということは、その相手に自分の才能を発揮できるポイントを探し当てるのが早くなるわけです。毎日人の世話を焼いて、人に喜んでもらえることを考えていくうちに、自分の才能が勝手に出てくるようになるわけです。

だから、自分を知って、自分の才能を伸ばしていくための一番重要な行動習慣として、挑戦したり、貢献していったほうがいいよ、と伝えていってるわけです。

おかげさまで、ファーストペンギン村には、人の世話を焼く人が多いんですよね。この挑戦と貢献を大事にして人間関係をつくっていく、自分の行動スタイルをつくっていく場所だと定義して推奨してきたから、今では僕が何も言わなくても、みんな自然とできているわけです。それがファーストペンギン村の文化です。その文化が好きな人が集まって、居心地の良さを感じてくれているというわけですね。

これまでユーザー視点から見た文化の重要性をお話しましたが、実はユーザーだけではなく、オンラインサロンの提供者側にとっても文化が重要です。

なぜかというと、文化をつくれば、自分が引っ張る必要がなくなるからです。文化が提供者の代わりをしてくれるわけです。

実際に、ファーストペンギン村は、僕が週に1回顔を出すか出さないかですが、多くの人がたくさん挑戦して、お互いに貢献して、結果として生まれ変わったかのように新しい人生を歩んでいっています。

つまり、僕のパワーがまったくかかってないという理想的なビジネスになっています。なぜなら、僕の代わりに文化が働いているからです。だから、オンラインコミュニティをつくるのに大事なのは文化だと言っているわけです。ユーザーが求めているものは文化だし、人を増やすためにも文化が必要だし、そして自分がいなくても持続可能なコミュニティにするためにも文化が必要なんです。

タイトルとURLをコピーしました