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働いても給料が上がらない根本的な原因は〇〇〇〇にある

がくちょうのコラム

世の中にモノがあふれていますが、皆さんは幸せに暮らしていますか?

こんにちは!

編集ライターのほりゅちゅこです

今回、5人の子供を育てながら起業されている鳥井さん(通称:がくちょう)のラジオで、

「資本主義が限界を迎えつつある」

というお話がありました。

いろいろ考えさせられる内容だったので記事にしてみました。

  • 頑張って働いているのに給料が上がらないのはどうして・・・?
  • 21世紀の資本主義経済について知りたい!

なんて人は、ぜひ読んでみてください。

世界中にモノがあふれた結果どうなるか

僕の専門分野は「経済合理性」ですが、会社以外で最もラクして金を稼ぐなら間違いなく「投資」なんですよね。僕も不動産投資や金融投資など、いろいろやってきたし、今もやっていますが、経済合理性を最終的に突き詰めたら「金融投資」が一番早いんですよ。早いというか、金融投資は経済合理性の塊じゃないですか。今、金融投資の世界はもうすごいことになっています。なぜかというと、アメリカには金融投資しかなくなったからです。アメリカが世界の中心という前提ですけどね。

昔は、ヨーロッパが世界の中心でしたよね。「陸から海へ」と言われていますが、広大な海を制覇したのがイギリスでした。そのイギリス人がアメリカに渡って独立して、アメリカの独自文化ができあがりました。その後、アメリカが超大国になり、今は工業化社会が一転化して終わろうとしているわけです。

では、なぜ1800年代から始まり約200年も続いた工業化社会が終わりかけているのか?それは、もうこれ以上モノがいらなくなったからです。近代社会の「家を建てる」「マンションを建てる」「パソコンを作る」「トイレを作る」などは全て工業化社会でした。

僕も今、デュアルモニターといって2台のモニターを使っています。ゲーム実況をライブ配信するためには、「ゲーム用のディスプレイ」と「配信用のディスプレイ」が必要だからです。でも、3台目はいらないですよね。というか、普通は2台もいらないです。

何を言いたいかというと、これには「限界費用逓増(ていぞう)の法則」が働いているということです。皆さん絶対に覚えておいてください。難しい経済用語なのでめちゃくちゃ簡単に言い換えると、「モノを作りすぎて過剰供給したら、売値が下がる」という話です。これは超当たり前ですよね。

僕の場合は、もう3台目のモニターなんかいらないわけです。でも、いらないモノを無理矢理買わそうとすると、徐々に値段が下がっていっちゃいますよね。結局、需要と供給の話ですよ。需要のほうが多い時に価値が上がって、値段も上がるわけです。でも、供給のほうが多くなってきた時は、値段は下がっていっちゃうわけですよね。つまり、作れば作るほど、収益が圧迫されて赤字になっていくわけです。

今の日本はもう利子率がほぼ0で、国債を買っても利益が出ないという状況になっています。利子が低いというのは、お金を貸しても利潤が増えないということです。会社であれば、設備投資をするために金を借りてもペイしないっていうことになってるわけですよね。これは、どういうことかというと過剰供給なんですよ。結果として供給すればするほど、赤字になっちゃうという状況なんです。

グローバル資本主義が生んだ歪み

でも、資本主義の怖いところは無限拡張しなきゃいけないというところです。資本主義っていうのは、特に株式会社はそうなんですが、資本が経営と切り離されているんですよね。経営しているのは経営者で、別に資本家がいるっていう状況なので。

これによって資金調達がしやすくなるなど、メリットもいっぱいあったので、株式会社はすごく合理的な仕組みだったんですが、資本家はただひたすら資本を増やしたいだけなんですよね。でも、会社を経営している人は違いますよね。事業というものには、地域をよくしたり、社員を養ったり、いろんな社会的ミッションがあります。つまり、事業を営む人間と、その会社のオーナーの目的が食い違っているわけです。

しかも、グローバル化したことによって、もう誰だかよく分からない人に会社の金を握られているという状況になりました。結果として、企業はどこの誰かも分からない金持ちのために利益を最大化しなきゃいけない、かつ短期的な四半期で最大化しなきゃいけないっていう状況になっているわけです。

今ではもう世界的にモノ余りになっていて、工業化ができていない場所はアフリカしかありません。これ以上はモノを作っても誰もいりませんし、供給のほうが多くなったら値段が落ちます。すると、会社の利益が圧迫されますよね。じゃあどうしたらいいのかというと、人件費を下げていくわけです。その結果、会社の営業利益は増える一方で、従業員に還元されないという、おかしなことになっています。

今の日本の景気がめちゃくちゃ悪いかと聞かれたらそうではないですよね。まあコロナショックですが、ここ20年間、景気がどん底だったかと聞かれたら、成長してる企業もいっぱいありますし、大不況で町中が閑古鳥かって聞かれたらそうじゃなかったですよね。日本には豊かな暮らしがあります。でも、従業員に還元されてないんです。

行き過ぎた資本主義のツケが従業員に・・・!

これは日本だけの話ではなく、世界的に金と資本が余って、モノが余ってるから、供給サイド側の利益が圧迫されているんです。定常化社会といって、「じゃあ、利益は出さなくていいじゃん」「もう前年比マイナスでもいいよ」「皆でちょっとずついらないものを削って、設備投資も削って、いい感じのところに落ち着けばいいじゃん」というふうにできればよかったんですが、それを許さないのが資本と経営の切り離しです。経営サイドからすれば、定常化社会でいいわけです。前年比95%でよかったのに、資本家、つまり金を出してる人から「来月までに利益をもうちょっと伸ばしてください」と言われて、その人に従わないといけなくなっているんです。

結果として、国益をはじめ、CSRや事業による社会的貢献などの事業価値というものとはかけ離れた行動を取らざるを得なくなってるわけです。そのツケが回ってきているのが従業員です。だから、従業員は働いても働いても給料は上がらないし、むしろ下がるわけです。

リスナーさんが「富が分配されていない」とコメントをくれていますが、その通りです。今、資本主義の限界が見えてきてると話題になっていて、経済学者のトマ・ピケティなど有名な人がいっぱい出てきています。根本は供給の限界が来てるからなんですよ。工業化社会の限界が来てるんです。もうこれ以上パイがないんです。拡大しないといけないのに、拡大できる場所がなくなったわけです。この理屈をぜひ覚えておいてほしいです。

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