起業家が見ている10年以内に起こる5つの未来予測

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トリイ学長です。

最近私は仕事もそこそこにゲームばかりしているのだが、なぜいきなりゲームばかりし始めたのかという話を先日ツイッターで少しだけしました。

というわけで今日は、私みたいな人種がどういう視点で物事をとらえているのか、という話をします。

仮説1)限界費用ゼロ社会について

このキーワードは聞いたことある人が多いと思います。

限界費用ゼロ社会。

つまり、資本主義ってのは生産性を高めていく行為です。高めていく。高めて高めて高めていくと、最終的に「ほぼ0円」で「なんでも生産」できるようになっちゃう。

そうすると、資本主義自体の役割が終わるんじゃないか、という話です。

仕入れ⇒加工⇒販売のどこかで「生産性」を高めることによって利益を出すのが資本主義の基本ルールなので、何でもタダで創れるようになったら商売しようがないですね。

まぁ実際にはこれは大変なおとぎ話だと思っていて、じゃあ宇宙事業とかどうすんの、という話です。

「なんでも生産」というのは「今の人間が必要だと思ってるもの」に限定されるわけだけど、少なくとも人間が住む「世界」が広がっていけば、まだまだ必要なものは増えていくわけですね。ゲームのマップが広がれば生産はいつまでも必要なわけで、仕事がなくなるってことはあり得ない。

火星に移住するために必要な「移住グッズ」を明確に答えられる人います?いませんよね。

今の段階だと、地球規模、つまり「西暦」みたいな指標で考えた「地球史」という規模での生産性は高まってきているんだろうけど、「宇宙史」に変われば「第二次産業革命」も必要なのは間違いないです。少なくとも「地球に住んでいるだけだとリスクがある」と考えるようなイーロンマスクみたいな変人がいるんだから、人間というのは繁殖行為による人口拡大を辞めるつもりはないと思います。

宇宙に繁殖していくためには、我々人類の生産性はまだクズみたいなレベルです。

しかし、逆に言うと「地球でよろしくやっていくレベル」の生産性なら、かなり高い地点まで到達しているように思います。

そもそも人間が普通に生きていくだけだったら「たたみ1畳とメシは2合」あれば十分なわけで、そういう視点で考えると、資本主義のヒエラルキーを抜け出してみんなが冷静になったら、全員で十分豊かに暮らしていける富の生産は近いうちに可能になります。

今だって、日本だけで見たら家だって食料だって余りまくってるわけで、捨てるならくださいという「0円食堂精神」を持って生きれば、金銭コストはほぼゼロで暮らしていけます。(マジでそういう友達たくさんいる)

宇宙開発というのは「直近の危機感」のある事業ではないので、トランスフォーマーが来航しない限り「好きな人が関わる」程度の事業に落ち着いていくはずで、そうなると地球規模では「パクスロマーナ」が到来する可能性が高いと私は考えています。

「ローマの平和」の意。前1世紀末帝政を樹立したアウグスツス帝の時代から五賢帝の時代までの約 200年間続いた平和をいう。この時代は,辺境の守備も堅固で,異民族の侵入もなく,国内の治安も確立して交通,物資の交流も盛んとなり,ローマ帝国内各地では都市が繁栄し,全住民は平和を謳歌した。

パックス・ロマーナとは – コトバンク

仮説2)地球規模の内乱は起こるか

パクスロマーナの抜粋で「辺境の守備も堅固で,異民族の侵入もなく,国内の治安も確立して交通,物資の交流も盛んとなり」と書いてあるのが分かると思いますが、問題は「国内の治安も確立して」です。

第三次世界大戦はサイバー世界に形を変えて既に発生していると言ってもいいのかもしれませんが、少なくとも、地球規模で互いを殺戮しあうような世界規模の戦争は、「技術の発達」によって起こりづらくなっていくと私は考えています。

楽観主義すぎるかもしれませんが、そもそも人間は「知らないものを怖がる」という性質があります。世界を隔てているのは「バベルの塔の建設を見かねた神」ですが、21世紀に入った今、人間は技術によって言語の壁を突破しようとしています。

言語の壁が消失した時に、つまり円滑なコミュニケーションをとれる相手を恐れる人は一気に減るでしょう。どこでもドアは物理的には実現しませんが、MRなどの技術を使えば専用ルームに入れば世界中と一瞬で「まるでそこにいるかのように」繋がることは現実味を帯びてきています。

「ドアを開ければ、インドの友人と隣にいるのと全く同じような感覚でお茶できる」というのは、ほんの10年経たずに実現する未来なのです。

センターサーバーに情報を集積する過渡期の現在から、本当の意味でのインターネット化(情報がモノと分離する世界を意味しています。ブロックチェーンのように「コントラクトを空中に固定する」という概念が技術的に普及すれば可能になります。)が進めば、だれも中央コントロールできなくなります。

我々が「地球市民」になっていく日も近いでしょう。

仮説3)人口はどうなるか

私は、個人主義の浸透は自然と人口を減らす方向に働きかけるのではないかと考えています。

これは、インフルエンサーなどの合理主義の新人類の方々を見ていて感じているのですが、彼らは旧世界の婚姻制度などを否定的に捉えている傾向があります。

生産量の確保のために、一定量の「統制のとれた繁殖」を維持するための制度が婚姻制度であるなら、役割を終えるのは今が自然なタイミングです。

新人類の方々にとっては、婚姻制度が「互いを縛る」「個人の尊厳を奪う」という風に見えているようです。そして、私は経験しているから分かりますが、「子供を育てる」というのは究極的な「個人の尊厳を奪われる行為」です。

なんとなーくなのですが、これから新人類の方々は「自分の尊厳を奪われるのが分かっているのに、わざわざ子供なんて産まないよ」という風に考えるのが自然な気がします。

子供を生まないと得られないメリットがある、という話もあるのですが、それは「ピーマンでしか取れない栄養素はあるのか」という話と一緒です。

こんな言い方も何ですが、「繁殖欲求」を満たすなら、ペットを飼ったり、アプリゲームが進化すれば足りる気もします。

夫婦(もしくはパートナー)が、ともに自分が好きなことをやって生きていき、繁殖欲求は可愛いワンちゃんで満たす。

こんな生活が新人類の方々にとってのスタンダードになるのではないかと私は予想しています。

そうすると、技術の進歩に比例してしばらくの間、人口は減ります。

しかし、富の生産に必要な人口も減っていきますので、少ない人口でもよろしくやっていける。満員電車は放っておけば勝手になくなりそうです。

仮説4)技術の進化スピードはどうなるか

技術の進歩に関しては、ムーアの法則は聞いたことのある人も多いと思います。

半導体の集積密度は18~24カ月で倍増し、チップは処理能力が倍になってもさらに小型化が進むという法則。世界最大の半導体メーカーであるインテル社創設者のひとりであるゴードン・ムーア博士が1965年に経験則として提唱したことに由来する。法則によれば、半導体の性能は指数関数的に向上するが、実際には、集積密度の向上ペースは鈍化している。このため、「集積密度」を「性能向上」に置き換えることで、法則は現在でも成立しているとされている。最近は価格対性能比で、18カ月で2分の1になるともいわれている。

ムーアの法則(むーあのほうそく)とは – コトバンク

実は、ムーアの法則のような現象は様々なところで見られます。

ベンチャー企業の間では有名な「Jカーブ」なども同じような現象だと言っていいでしょう。

英会話などの言語習得が「階段」のような伸び方をすると感覚的に言われる現象も、ここ1000年間における世界人口の伸び方も、同じような現象のように私は感じます。

簡単に言うと、あらゆる成長は「シグモイド曲線」に類似した形をとるのではないか、という話です。

シグモイド(英: sigmoid)とは、ギリシア文字シグマ (σ) の語末形(ς)に似た形のこと。S字形ともいう。

シグモイド – Wikipedia

これは未来学者のカーツワイル氏の言葉を借りると、

ほとんどの人は直線的な未来しか予測できないが、成長は曲線で訪れる

という話です。

そして、今がどの段階なのか?はもちろん誰にも分からないのですが、実は私はIT産業というのはまだ「シグモイド曲線のJカーブ到達前」なのではないか?と思っています。

いや、もしかすると、世界史的に見て「技術進歩」というのがまだJカーブ前なのではないか?とすら思うのです。

理由は、先述した「世界人口の増加」と「バベルの塔」です。

少し余談ですが、起業する前に信じられていて、起業すると誰も信じなくなる最たる例が「ファーストペンギン」という言葉です。

ファーストペンギンというのは、最初に海に飛び込む勇敢なペンギンを象徴的に表現した言葉なのですが、実際に現場にいる起業家は全員「ファーストペンギンにはメリットがほぼ存在しない」ことを知っています。

情報化社会では、いつでも「後手」が有利です。戦場では先に撃たせて、相手の位置を把握した奴が生き残ります。

起業も一緒で、アイデアもUXもすべて「後手」が有利です。

つまり。

つまりです。

アイデアというのはゼロから生まれるものではないのです。いや、アイデアだけではなく、プロダクトも、技術も、特許も、アートも。

すべての創作物は「既にあるものの掛け算」によって生まれてきます。

後手が有利なのです。

素材が増えるほど掛け算しやすくなります。

素材が増え、マッチングする機会も増えれば、創作は爆発的に増加していく。

そして、技術の進歩にとって、素材とは「人間の知恵」であり、マッチングする機会とは「人間の交流」です。

現段階で、世界人口は歴史上ピークを迎えており、これからまだ増え続けるのが確実です。

そして、人間の交流は「言語と距離の壁」を突破することで、今後10年で爆発的に増えます。

我々のような一般人が、世界トップレベルの人間が書いた研究書物などを無料で読める社会です。しかも、翻訳の必要すらなく、アタマに直接情報が入ってくるようになります。

世界を隔てたバベルの塔の失敗を、乗り越える時が来ているのです。(マイクロソフトさん頑張って!)

つまり。

つまりです。

テクノロジーは、やっと「これから」進歩するタイミングかもしれない。

いや、その可能性が濃厚なのです。

70億の知恵が掛け算になったことなど、人類史上これまで一度もないのです。

100億の知恵が、掛け算でアイデアを生み出し、新しい技術を生み出していく世界が、いまこれから訪れようとしています。

人類史上、初めて。

言語と距離の壁は、それくらい大きなものなのです。

10年以内に、「言葉を話す機会」は劇的に減ります。すでに我々は、コミュニケーション量が爆発的に増えているにも関わらず、「口で会話する」機会は減っています。この傾向は続くはずで、deviceの開発によって今後10年で人間のコミュニケーションが100倍になって、会話量は半分以下になるでしょう。

特定のdeviceを装着していれば、翻訳しているのか気づかないレベルで誰とでも隣にいるように話ができ、どんな書物もスラスラ読めるようになります。

その時に、人類のクリエイティビティは見たこともないレベルで進歩するでしょう。

掛け算の母数が100億になり、創作されたアイデアがまた素材になって、無限に創作を生み出していくことになります。(ビジネスや科学などの複雑な創作行為が、youtubeの動画と同じくらい生み出されていくんだとイメージしてください。)

はっきり言います。

もう仕事なんてしなくていい社会が来ます。

すぐ。

すぐです。なぜなら、我々は直線的にしか未来をイメージできないが、本当は曲線で到来するからです。私たちが「おそらく100年後にこうなる」と思っていることが、カーブ次第で3年後に起きます。

臨界点は「翻訳技術」と「MR」です。5年以内に汎用化されるでしょう。臨界点を超えたらカーブが急激に上に曲がります。そこからの1年は過去の100年分になります。つまり5年で500年分くらい進化します。10年後に仕事をしなくてもいい可能性は非常に高いと私は考えています。(割とマジで)

(ちなみに翻訳技術とMRに世界で一番早く突っ込んでいるのがマイクロソフトです。その辺なんだかんだ、マイクロソフトってすげーなって私は思います。)

仮説5)社会構造はどうなるか

人間はヒエラルキーを求めています。

社会的生物である歴史が長いため、トラのような生き方はしばらくなじまないでしょう。

ほとんどの人類が、トラのように生きれるにも関わらず、しばらくは何らかのヒエラルキー(頂点のあるピラミッド構造)を求めて生きることになります。

現代における、支配的なヒエラルキーは「資本主義」です。

ヒエラルキーというのは素晴らしい効力を持っており、所属する人間は「なぜそのヒエラルキーに所属しているのか」が分からなくても、強固なヒエラルキーは内部で競争を発生させることができます。

我々が、合理的な理由もなくお金を稼ぐのと同じです。

ある意味、「合理的」の「合理」を創ってしまえるのがヒエラルキーの能力だと言ってもいいでしょう。

では、ヒエラルキーの強固さは何が作っているのでしょうか?

何がヒエラルキーを強固にしている?

これは、WEBサービスのようなスケーラビリティのあるサービスを設計する際にも非常に考える価値のある議題です。

先に言うと、出発地点ではサービスというのは「代替不可能な価値」が存在している必要があります。そこに「マーケティング(人間の脆弱性を利用した習慣促進)」を重ねていき、どこかの地点で「ネットワーク効果」が働き始めます。

ネットワーク外部性(ネットワークがいぶせい、英: Network externality)もしくはネットワーク効果(ネットワークこうか、英: network effect)とは、製品やサービスの価値が利用者数に依存していること[1]である。代表的なものに電話がある。

ネットワーク外部性 – Wikipedia

つまり、たくさんの人が利用しているから、所属しているから、それ自体に価値があるという状況です。

ヒエラルキーにも同じ効果があります。

言い換えると、ヒエラルキーを強固にしているのはプレイヤーの数ということになります。

価値の高いヒエラルキーで頂点に君臨するためには、「どのヒエラルキーに人口が移動するか」を予測する必要があり、資本主義というヒエラルキーは人口が減っていく(そしてそのスピードはみんなが想像しているよりも30倍くらい速い)と私は予想しています。

人口の減少と共に、そのヒエラルキー内で価値を持っていた資産も価値を落としていきます。

お金に価値が無くなってきているのはそれが理由です。

武井壮は一流のアスリートですが、マイナースポーツで一流になっても人生が良くなるわけではないと発言して話題になりました。

悲しいことに、プレイヤー数が多いヒエラルキーでスキルを身につけないと、評価されないのです。

残念ながら、生産に従事する人口は思っているより早く減っていきます。

つまり、今から本気で「仕事」や「起業」のスキルを身につけるのは、廃れて人口の減っていくスポーツでこれから1番を目指すような行為で、例えるなら1900年初頭に「ポロ」に本気で取り組むようなものです。(無駄ではありませんが、私は選択しません)

では、次はどういったヒエラルキーに多勢が移動していくでしょうか?

私の予想では、「趣味」です。

そして、趣味の中でも「ヒエラルキーを形成しやすい趣味」に移っていきます。ヒエラルキーを形成しやすいというのは、「競争が発生しやすい」「順位が明確になりやすい」「技術や資産を数値化しやすい」という特徴を持っている領域のことです。

それらの条件を満たし、なおかつ発展の余地が大きいジャンルが「Eスポーツ」だと私は予想しています。

Eスポーツは、ゲーム性の多様さによって、人口を受け入れるキャパシティがあります。肉体競技のように年齢による制限もなく、生まれ持った才能による壁も大きくありません。

今後10年で、世界中の趣味の中で最も発展スピードが早く、人口が増えるのがEスポーツです。20年もすれば、資本主義のヒエラルキーよりも巨大になっている可能性すらあります。

私は、上記の未来予想を踏まえて、Eスポーツの世界で自身もトッププレイヤーを目指しながら、実況者としてファンも堅実に増やしていき、さらに現場の課題などを把握することで、Eスポーツ関連の事業を模索するという「起業家としての投資期間」に突入しています。(起業は趣味なので続けます)

起業家という人種は、遊んでいるように見える時が一番働いています。(分からないかもしれませんが、同人種の人は激しくうなずいていると思います)

 

 

最後に、私のことをよく理解している友人のツイッターの反応をご紹介します。

 

 

これだけもっともらしく書いたのに、スプラトゥーンをやりたいだけなのがバレてしまっています

なぜ分かったんでしょうか

もう一度聞きます

 

 

「なぜわかったんですか?」

 

 

これらの未来予測は、スプラトゥーンにハマっている自分を正当化するために深夜に10分で考えたものですから、きっと外れるので参考にしないようにしてください

 

ではみなさん今日も勝手に精進してください