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お皿も洗っていないのに学校なんて行かなくていい

がくちょうのコラム

やあ。

ついに5人目が産まれることになった学長だ。

最近、「子供を労働力化するためのゼミ」について考えてる。

大学で色んなカリキュラムのゼミ創っていってるんだけど、子供向けの教育ってのは何度かトライしてきて、今もやりたいとは思ってる。

しかし、子供にどんな教育カリキュラムが必要か?というところで悩んでいた。

結論が出たので伝える。

簡単に表現すると、家計というのは

「時間」という資源をうまく使って、家事、育児、生活費、教育費などの支出をやりくりする

という構造になっている。

例えば

  • 父親が仕事にすべての時間投下⇒生活費と教育費という金銭支出をまかなう
  • 母親が家庭内のもろもろにすべての時間投下⇒家事と育児という労働支出をまかなう

これが昭和の代表例だとする。

共働きが増えても根本は一緒で、

父親と母親の「時間」をどこにどう投資して、「金銭支出と労働支出」をまかなうか

という構造は変わらない。

仕事に両親ともフルコミットして、シッターを雇うなどしても、金銭支出が膨れる代わりに労働支出が減るだけで、基本的にはゼロサム構造になってる。

ちなみに、子供が増えると支出の方が大きくなりがちだが、そこを祖父母や地域の支援で乗り越えていく形が一般的だ。

チーズはどこに消えた?

で、いっぱい子供を育てていて気づいたんだけど、

「あれ、子供の時間はどこに消えてるんじゃい?」

という話。

つまり、本当は

両親の時間を投資して、金銭的な支出や労働的な支出をやりくりする

ではなく、

両親の時間+子供の時間を投資して、金銭&労働支出をやりくりする

という状態のはずなのだ。

じゃあ、本当はあるはずの「子供の時間」はどこに消えているかというと、「学業」に消えてる。

つまり、正確に言うと昭和の典型事例は

  • 父親が仕事にすべての時間投下⇒生活費と教育費という金銭支出をまかなう
  • 母親が家庭内のもろもろにすべての時間投下⇒家事と育児という労働支出をまかなう
  • 子供が学業と遊び(という名の人生勉強)にすべての時間投下⇒なんの支出も負担していない

という状況なのだ。

つまり子供が完全に家計上、支出のみの存在になっている。そりゃー増えれば増えるほど収支バランスが悪くなるわけだ。

ではなぜ、この形態が合理的だったかというと、

  • 学業に専念すれば、将来的に大きな見返りが確定している
  • 収支バランスの悪化を、祖父母や地域が金銭&労働支援することができる

からである。

加えて、教育ビジネス業界全体で「子供の本分は学業(という名の座学)」という啓蒙をして、巨大なヒエラルキーを形成してきた洗脳効果も大きい。

前提条件が崩壊している?

ではでは、この2つの条件は今も該当するかというと、そうではない事は自明。

今や、あなたが何千万もかけて有名大学に進学させた子供がある日突然「プロブロガーになるから大学を辞める」と言い出す可能性は34%もあり、もし無事に就職しても入社2ヵ月後に「プロブロガーになるから会社を辞める」と言い出す可能性は47%もあるのだ。(当社調べ)

そして、都市化と核家族化によって祖父母や地域の支援も得られにくい家庭が増えている。

今や、「子供を学業に専念させ、家計上で完全に支出のみに計上していく」というのは、全くもって合理性を失ってしまっている。

私は気づいてしまった。

単純な話だが、

「子供をちゃんと労働力化すればいい」

のである。

  • 両親が仕事と家庭にすべての時間を投下⇒家事育児という労働支出と、生活費教育費という金銭支出をすべて負担する
  • 子供が学業と遊び(という名の人生勉強)にすべての時間投下⇒なんの支出も負担していない

ではなく、

  • 子供が家事育児に相応の時間を投下し、さらに学業ではなく親の仕事を手伝ったり、お金を稼ぐスキルUPに時間投資していく(そして余った時間で学業をやる)⇒家計の労働支出と金銭支出を一定量負担することができる
  • 両親が負担するべき労働&金銭支出が減り、家計に余裕ができる⇒余った労働コストを利用して親が副業やビジネスを行う、余った金銭コストを投資に回すなどして、収支バランスを改善していける

という話だ。

こうすれば、子供が増えるほどに収支バランスは良くなっていく。

この教育がスタンダードになれば、たくさん産む方がメリットがある構造になっているのだ。(昔はこうだったんだと思う)

つまり、これからは

「家庭内でいかに子供に支出を負担させる教育ができるか」

が重要ということになる。

早くから子供に社会のことを学ばせ、お金を稼ぐ経験をさせたり、料理や整理整頓などを自分でできるように育てる。

言葉にすると当たり前のように聞こえるかもしれない。

だが、いったいどれだけの家庭でこれを徹底できているだろうか?

あなたのお子さんは、週に何食分の晩御飯を作っているだろうか?

これらの話は、私が「生涯学習」「経験学習」「学び合い」などの概念を取り入れた先進的な学校をオンラインで運営することに成功したことによって、

●学習とは座って覚えることではない
●カリキュラムは特定スキルを伸ばすのに非常に有効である
●しかしカリキュラム以外から学べることはもっとある
●子供と親の教育は本来切り離すべきではない
●教育はオンラインで完了できる

などを確信したことによるものだ。

さらに言うと、

●現代の子育てがなぜ無理ゲーに思えるのか
●お金を稼ぎたいが時間がないという子育て世代がたくさん生徒におり、自分もその立場であること

などによって、明確になっていった。

長くなったが、上記を元に、2019年は

「子供に家計の支出を担当させるためのスキルを親が学び、実践するためのゼミ」

というのを開講していこうと思う。

例えば、

●子供に料理を覚えさせ、3ヵ月で晩御飯を週に2回程度創ってくれるようになるのをゴールにしたゼミ
●子供にメルカリを使って不用品を販売して自分で稼げるようになってもらうのをゴールにしたゼミ
●子供にイラレやフォトショ、エクセルやパワポなどの使い方を覚えさせ、仕事の一部を手伝ってもらえるようにするゼミ

などがありえると考えている。

※ツイッターでも意見をもらったが、適切なスキルを「親が」身につけないと、簡単に親が自分の首をしめてしまうこともあれば、子供を労働力として搾取してしまうこともある。そこを、親も自分や家計を楽にしていけるように、そして同時に子供が豊かな心で自分から動けるように育てるためには、適切な教材や仲間との助け合いによる「親の」スキルアップが必要で、そういうものをゼミとして創っていくという話。

そのへん、ゼミのアイデアや教材選定、カリキュラム作りなど是非意見をいただけると嬉しい。

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