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なぜ高校生はお金よりフォロワーを欲しがっているのか

がくちょうのコラム

 がくちょうです。

ちょうど今日のお昼に、やっちとライブ配信で

「これからの時代に、お金より大切なものは何か」

というトークライブをやったところで、

やっちからは「コミュニティ」「人とのかかわり」という話が出て、

私からは「自分の心の声を聴く力」だという話をした。

そのちょうどすぐ後に、るってぃが「高校生がお金よりフォロワーを欲しがっている」という話をしていて、

あぁ、これはどういうことか、構造的に説明したほうがいいな、と思った。

高校生が、なぜ高級車や大きな家ではなく、フォロワーを欲しがっているのか。

あなたはなぜだと思うだろうか?

いくつか要因があると思う。

 

1)高校生くらいの頃は、承認欲求の塊だから

これはあり得そうだ。しかし、大人を見てみたまえ。高校生の24倍は承認欲求がある大人がツイッターで他人にマウンティングして勝ち誇ったり、幸せそうな写真を毎日のようにアップしているではないか。

2)まだ実際に自分で稼いだお金で暮らしていないから、お金の重要性を知らないから

これもありそうだ。実際にお金で困った経験が無いと、お金の大事さは分からない。

3)取引の前提が変わったから

これだ。この記事ではこの部分の話をする。

取引には信用が必要だ

簡単に言うと、取引は信用が前提で成り立っている。

相手が何を提供してくれるのか?について、信用ができないと取引ができない。

「おいしい大根をあげるから、おいしいニンジンをくれ。」

という取引をしようと思ったら、お互いに

「こいつはおいしい大根をくれるはずだ」

「こいつはおいしいニンジンを持っている」

という信用が共有されている必要がある。

しかし、全ての取引においてこのようなレベルの信用を築き合うのは不可能に近い。

だから貨幣が活躍する。

大根を一度「貨幣」に換える。そしてその貨幣でニンジンを買う。

国が信用を付与している「貨幣」を媒介にすれば、信用の査定をスキップできるため、見知らぬ誰かさんとでも取引が可能になる。

「金を持っていることが信用になる」というのは、そういうことだ。

取引相手と信用関係を築けなくても、お金が信用を補填してくれているのだ。

直接信用を築ける人数が飛躍的に増えた

そしてこれまでの社会では、個人が直接信用を築ける人間の数は限りなく少なかった。

田舎で小さなコミュニティが成立している場合、近所の人30名とか50名くらいとなら直接信用を築くことができたはずだ。

だから、貨幣を使わなくても「困ったら助け合える」という信用を築いておくことで、生きていけた。

そういう環境では、貨幣の役割は低くなるということだ。

しかし、そういった直接信用を築ける幅は、せいぜい数十名くらいだろう。

それが今、インターネットのおかげで増えた。

例えば私のメールマガジンは、現時点で9500名以上の読者がいる。

そして彼らは、私が「起業のサポート」「ビジネスモデルの開発」「マーケティング支援」ができるというのを知っている。

つまり、私は9500名と「信用」を築けていることになる。

9500名の中で、おそらくお米を作っている農家さんや、野菜を作っている農家さんは何名もいるはずだ。

肉屋も、魚屋もいるかもしれない。

すると私は、彼らと「月に15キロのお米を郵送してくれたら、売り上げUPのサポートをしますよ」という約束を交わすだけで、お金を使わずに食っていくことが可能になる。

信用が強固であれば、取引コストは低下するため、そもそも貨幣という媒介によって信用を補填する必要がなくなるのだ。

実は取引というのは、本来それくらい大雑把なものだ。

このように、インターネットの普及によって直接信用を構築できる人間の数が増えたため、貨幣を使わずとも取引ができる量も増えているのではないか、と思う。

わざわざ一度貨幣に変換するくらいなら、直接自分の価値をたくさんの人に分かってもらって、信用を構築しておいた方が効率的だ。

以前も書いたが改めて言うと、

信用の査定というコストをスキップできるなら、貨幣を介さない直接取引の方が小規模取引においては効率的

なのだ。

ちなみに私はもう、子供の教育にお金をかけるつもりはない。

全国に信用を構築している素晴らしいエンジニアや講師がいるため、彼らと直接取引が可能だからだ。私は彼らにたくさんのことをしてあげられるし、彼らもそれを分かっている。

そのうち、農家の人と直接取引をして、食費もほとんど使わなくなるかもしれない。

 

高校生は、それを感覚で分かっているのかもしれない。

だって彼らは、未来に住んでいるのだから。

 

以上が私なりの見解だ。

あなたはどう考えているだろうか?

是非聞かせて欲しい。

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