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なぜ働いても働いても幸せになっていかないのか

がくちょうのコラム

皆さんは何のために働いていますか?

こんにちは!

編集ライターのほりゅちゅこです

今回、5人の子供を育てながら起業されている鳥井さん(通称:がくちょう)のラジオで、

  • 人はなぜ働くのか?
  • 経済の成功とは何か?
  • これから世界はどうなっていくのか?

について、がくちょうが熱く語っていました。

目からウロコが落ちる話が盛りだくさんだったので記事にしてみました。

  • 働く意味がわからない・・・
  • もっと生き生き働きたい!

なんて人は、ぜひ読んでみてください。

そもそも、経済とは人間が〇〇するためにある

人間は、なんで働くのでしょうか?どうして経済が存在するのでしょうか?経済活動の目的は何でしょう?

みなさん、答えてください。

 

「人間が豊かで幸せになるため」

「みんなで協力して生きていくため」

「豊かな生活を送るため」

「自分で食べ物を作らなくていいように」

「1人じゃできないことを他の人にやってもらって交換したいから」

 

いろんな答えが出てきましたが、つまり取引ですよね。商売の根本は取引ですから、経済活動は富と富の交換です。富と富を交換することによって、生産性を上げてるわけですよ。一人ひとりが手に入れられなかったものを互いに交換することで、両方にとってのメリットがあります。Win-Winとかよく言いますけど、取引によって富の総和を増やす行為なわけですよ。

 

では、なぜ富の総和を増やしたいのかというと、人間が繁殖するためです。「豊かで幸せになるため」というのも正解です。生物学的に言っちゃえば、病気に勝つとか、人が種を増殖していくためですね。だから、人口統計上、人口が増えていけば、取引は成功してるわけです。反対に、人口が減っていけば、富の総和が増えていないということになります。

うまく取引が成立して、経済が成功すると、富が交換されるので、富が増えます。すると、人間は暮らしやすくなって、結果として繁殖活動がしやすくなったり、寿命が延びたりして、人口の総和が増えていくわけです。

 

経済が成功したかどうかは、ある数字を見ればわかる

では、今の世界人口を知っていますか?70億くらいですよね。20世紀で人口がめちゃくちゃ増えました。産業革命から100年以上経ち、この200年で経済が爆発的に発達しました。世界中の価値が増えて、世界中の富が爆発的に増えていって、結果として人口もそれに合わせて増えたんですよ。これが経済の成功です。人口を増えたというのは、経済が成功した証拠ですよ。

 

じゃあ、どこまで増えると予想されてるのか?諸説あるんですが、100億は超えるといわれてますね。120億ぐらいで着地して、逆に定常化するんじゃないかとか、いろんな説はあるんですけど、まだまだ増えるということです。

 

でも、伸び方が鈍化します。シグモイド曲線と言って、いわゆる成長曲線と言いますが、一気に伸びた後、なだらかになっていきます。日本や韓国では出生率が低く人口が減っていますが、世界的にみると、まだまだ増えると予想されています。アフリカで人口が増えているので、2000年代のうちにあと50億は増えるのではと考えられています。120億ぐらいまでになると、逆に減少もしくは維持ぐらいに落ち着くんじゃないかとか、諸説がありますが、大体そのくらいだろうと予想されています。

 

経済活動の本質を見失うと・・・不幸まっしぐら

話をまとめると、豊かな生活を送るために経済活動を行った結果、人口が増えました。でも、豊かじゃなくなってきてますよね?経済活動のために人間が不幸になっていますよね?経済活動のために、働いている人間が不幸になったら、それはどういうことでしょうか?答えは、「手段の目的化」です。

 

知らないとバカになる!人間の究極のバグ「手段の目的化」の話をみてみる

 

もともとは、人間が幸せになるために始めた取引が、回り回ってどんどん発展して、「経済活動」と定義されたわけですが、その経済活動を頑張っている人間自体がうつになっています。先進国はうつ社会と呼ばれてもいいぐらいうつ病だらけです。

経済活動のために人間が不幸になったら、完全に手段が目的化してるわけです。もう、日本もアメリカも心の病や過労死の問題が山積みです。

 

そこで、働き方を一緒に提案したり、相手の問題を解決するようなカウンセラーの需要が増えてきています。でも、根本的に言うと、手段が目的化しています。だから僕は、合理的に、冷静に、手段が目的化しないように考えた結果、「生産活動というのは、自らの幸せを犠牲にしてまでやることではない」という結論に至りました。だから、スモールビジネスをやるべきです。もちろん、働きすぎはよくないです。

 

ESを犠牲にする経営者はバカ

10年前から言ってますが、ES(エンプロイーサティスファクション=従業員満足度)が、CS(カスタマーサティスファクション=顧客の満足度)より低いのはダメです。ESがCSより下がるということは、働いている人を犠牲にして、お客様の満足度を優先しているということです。それは、手段が目的化した瞬間なんです。

特にサービス業は、ESを相当犠牲にしてますよね。僕は学生時代、17種類のアルバイトをやりました。今でも覚えているのは、アルバイトの控室に「お客様は神様です」ってポスターが貼ってあったんですよね。これは、手段が目的化している典型例です。

経済が成功して人口が増えた今、個人個人の幸福度が上がることに注目されるようになってきました。

改めて、我々は冷静に、なぜ働くのか?を考え直す時期だと思います。

人口を増やすために、個人の幸せを失うのは「手段が目的化」しています。人口を増やすのは個人を生きやすく幸せにするためです。

個人が幸せに生きるために、人口拡大して富を増やす必要がある。そのための手段として経済は存在しています。

経済活動は手段なのです。

それが、資本主義による計測システムが発達しすぎた結果、まるで目的のようになってきてしまい、結果として本来の目的である「個人が幸せに生きる」ことが失われています。

もう一度、自分の幸せを優先して、仕事との向き合い方を考えてください。

 

仕事は、我々の幸せを犠牲にして行うようなものではないのです。

そういった考え方を、一緒に広めていって欲しいです。

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