今こそ、好きなことを仕事に!

過去3万人が読んだ!遊ぶように働いてお金をもらう【21世紀型の仕事】について、2000名以上の成功例と最先端の情報を語りつくす限定メールマガジン

100%オンラインで中学生のやる気スイッチをオンにしている人に話を聞いてみた

お客様の声

皆さんは、「失敗するのが恥ずかしい・・・」と思っていませんか?

こんにちは!

編集ライターのほりゅちゅこです

今回、5人の子供を育てながら起業されている鳥井さん(通称:がくちょう)のラジオに

中学生向けに教育支援を行っている久松さん(通称:おまつ)が出演しました。

がくちょうとのインタビューでは、

「ファーストペンギン村では失敗すると褒められる!?」

「子供たちが勉強する習慣を身につけるためにはどうすればいい?」

などについて話しています。

  • 新しいことにチャレンジしたいけど、失敗するのが怖い・・・
  • 子供に勉強好きになってほしい!

なんて人はぜひ読んでみてください。

ファーストペンギン村には失敗を推奨する文化がある!?

本日のゲストは、おまつです。自己紹介をお願いします!

中学生を対象に勉強のしかたを教えて、勉強の習慣化をサポートしているおまつです。よろしくお願いします。

おまつはファーストペンギン村(以下、トリ村)の前身・ファーストペンギン大学がスタートした当初から所属してくれていて、ちょうどその頃に独立したんですよね。もう3年前ですか?

はい。もともとは塾の現場で中学生を指導していたんですが、生徒が増えて集団教育になってくると、一人ひとりのサポートができなくなってくるという課題がありました。その課題を解決するために、独立してオンラインのマンツーマンサポートを始めました。

なるほど。100%オンラインですか?

はい、全部オンラインです。独立当初からZoomを活用していました。

すごい!今から考えると、先端を走ってましたね。フルオンライン化してるフリーランスの割合でいうと、5%もいないんじゃないですかね。

がくちょうがフルオンライン化してたので、追いかけただけなんですけどね。

まあ、サンプルが近くにいたからイメージしやすかったかもしれないですけど、普通は挑戦すらしませんからね。トリ村のビジョンの一つが「挑戦」なのでうれしいです。トリ村はどうですか?

トリ村には「失敗から学ぼう」っていう文化がありますよね。頭であれこれ考えたり、調べたりするのも大事なんですけど、1回やってみて失敗しないと分からないじゃないですか?成長していく上で、行動して失敗するのが一番だと思いますね。

僕はトリ村を「失敗を推奨していける場所」にしたいと考えていたので、文化として醸成できたのは良かったと思いますね。ただ、失敗したことのない人に「失敗しないと分からないですよ」と言っても全然刺さらないんですよ。トリ村にいたらできるようになるんですけど、マンツーマンのコンサルでアドバイスしても、人間ってなかなか行動しないし、失敗もしないですね。

トリ村では、「失敗して血まみれのやつほどエライ!」みたいな感じですよね。

ほんとにほんとに!「また何か始めたの?」「いいね!やっちゃおやっちゃお!上手くいかなかったら笑っちゃえばいいじゃん☆」みたいな感じですから(笑)

僕自身、独立した当時を振り返ると「とりあえずやってみる」というスタンスがよかったと思います。トリ村は「起業したいけど、何をすればいいか分からない・・・」という人にお勧めですね。

がくちょうに相談のコーナー「子供たちに楽しく勉強してもらうには?」

ここからは、ゲストさんからがくちょうへの相談コーナーです。

今、中学生向けのオンラインスクールを作ろうと考えています。ゲームの力を生かす「ゲーミフィケーション」を取り入れて、楽しく勉強するための講座を作りたいと思っているんですが、ゲーミフィケーションでマストの要素は何でしょうか?

これは難しいですね。ゲーミフィケーションはやめなさい。

え、やめなさい!?

僕も現場レベルでいろいろやってみましたが、ゲーミフィケーションっていう狙いを持たないほうがいいです。ゲーミフィケーションがコアバリューになることなんてありません!なぜなら、コアバリューっていうのは、「最も重要で最も足りなかった、たった一つのユーザー体験」だからです。

一方、ゲーミフィケーションは、「やりたくないことをゲームの面白さによってどうやらせるか?」という考え方なんですよ。全く本質的じゃないですよね。

なるほど。僕はまさに、「本当はやりたくないであろう勉強の技術の習得を、どうやってさせてあげるか」っていう発想だったんです・・・!

教育者の理想は、「まずゲームを楽しんでもらって、ゲームを夢中でやっているうちに内的モチベーションに変わって、勉強自体が楽しくなって、全員が伸びていきました」でしょ。これは最高のストーリーだと思うんですけど、まぁ起こらないっていうか、かなり難しいと思ったほうがいいし、本質的な解決策ではないと僕は思いますね。

内的モチベーションまで持っていってあげられないという意味で、本質的な解決策ではないということですか?

そうですね。そもそも報酬を横にスライドするという施策は、本質的じゃないんですよ。だって、勉強したくない子には“勉強したくない理由”があるわけでしょ?それを無視して、一方的にちょこざいなゲームを作って勉強させようとしているわけですよ。おかしいでしょ。勉強したくない理由に真摯に向き合うほうが大事でしょ。

本当にそうですね。

勉強したくない理由を聞いた上で、勉強することの重要性に根源的に気づいてもらったり、勉強する意味を理解してもらえたりするような環境を作ることが大事ですよね。

 

そうですね。塾に入る段階で、本当にやりたくない子は来ないですから。

そうでしょ。ということは、相手は勉強しなきゃいけないって薄々気づいてはいるけど、腹落ちできてない子なんですよ。だから、「どうすれば本人が勉強する意味を心から理解するようになるか」ということに全力を尽くすべきで、ゲームを作ってモチベーションを維持しようとしてはいけないんです。ゲーミフィケーションは“逃げ”なんですよ。社会情勢の変化による根本的な矛盾など、本質的に伝えなきゃいけないことをスキップして、報酬システムで人をモチベートできないかっていう考え方なんです。

僕はいろいろ試した結果、ゲーミフィケーションは違うなと思いましたね。我々がやらなければいけないことは、勉強の意味を教えること、努力する価値を教えることですよ。

そうですね。講座を練り直さないといけないですね。

報酬は一部でいいんです。例えば、「今日頑張ったね」ってスタンプを1個押すだけで、人間は前進した気持ちになるんです。頑張ったときに実感が湧くようなことをすると、モチベーションの維持がしやすくなります。ただ、報酬はないよりあったほうがいいというレベルで、本質ではありません。我々がやらなきゃいけないのは、勉強の価値、努力する意味をちゃんと理解できる環境を作ってあげること。なので、リソースは8割、後者に注ぐべきですね。

そうか・・・「どうすれば勉強の技術を習得させられるか」について考えていたんですが、もうちょっと広げて考えないといけない感じですね。

一番簡単なのは、めちゃくちゃ楽しそうに勉強してるヤツを毎日見せてあげることですね。例えば、野球でも「野球が論理的に面白い」から始めるわけじゃなくて、「お父さんが野球をめちゃくちゃ楽しそうにやっていた」から始めるんですよね。そういうふうに活動している人を毎日見せてあげるだけで、人は全てを勝手に理解するんです。結局、それが一番効果的ですね。

つまり、環境ですね。

結局、背中が一番たくさんの情報を語ってくれるんです。自分の中に理由ができた子は、勝手に頑張るようになるので。そんなふうに指導してあげてほしいかなと思いますね。

分かりました!ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました